自分の弱さを知ろう。

      2019/04/21

今日も博多でした。

基礎前編の講座後、初めての食事会

子供を叩いてしまうと言う女性がいました。その人は働いている女性がうらやましいとも••••自分は最近、楽しんでいないとも••••こんな時間(夜の授業)に家を空けると申し訳ないと••••

僕は「講座に来てよかった、夜の教室に来て不良をしてください」と話しました。人は申し訳ないと思っているほうが人に優しくなれるから••••

専業主婦で、子供に全てをかけて(塾の送り迎え、夜食を運び、子供の持ち物を完璧にアップリケまで付けて•••)いるだけ期待値もあがる。そう、こんなにしているのにと••••恨みが出る。

自分が忙しくて、子供に手がまわらない親ほど、子供に「ゴメンね。手をかけてあげられなくて」と申し訳なさが先に立つ。

僕も家にいない分だけ、家族に寛大になる。もし、僕が毎日全国を飛び回らなくて、夕方には時間どおり帰宅して完璧な家人をしていれば、家族のメンバーにも完璧を求めたかもしれない。

自分がマジメだと思う人ほど、不真面目な自分を嫌う。だから、自分の周囲にも完璧を期待する。

自分にも弱さがあると知っている人ほど、他人の弱さに優しいものです。

先日、痴呆の母親を抱える奥さんが「毎日、汚物を壁に塗られ、徘徊し、食事を食べていないといわれると••••このお母さん、いつ死ぬのか、いつこの生活から解放されるのかと、ふと思う自分が恐ろしい」と言われた。

僕は決してこの奥さんを責められない。人はそんなシャドー(闇)を抱えて生きていると思う。それを持ちながら、明日を笑って生きる姿に僕は感動する。

自分はそんな恐ろしいことを考える人間でないと自分のシャドー(影)に意識も向けず、気づかない人が、自分の狂気に、ある日突然支配され親を虐待するのかもしれない。

だから、マジメな人は恐い。いや、自分の恐さを知らない人は恐い。

武道をしている者やボクサーは、自分の恐さを知っている。だから、ケンカを避ける。警察の統計では、マジメなビジネスマンが酒に酔い興奮して、人に大ケガをさせる率が高い。

自分が完璧だと思わないで、自分の弱さを知ろう。そんな、人が子供の弱さを叱りながらも「まぁ、仕方ないか」と心でフト笑えるから。
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雲の上はいつも晴れだよね晴れ
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博多の空





自分自身を見つめるために心理学を学ぶ メモ

心理学を学ぶと家庭の中に笑顔が増えます。

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