柔らかな心を持とう!

      2024/04/02

 講座後の食事会での会話です。

 「私の主人は強迫性障害で、今は薬を飲んでいるので落ちついて仕事もできて問題はないのですが、主人を救ってあげたくて学びに来ています」と言われました。僕は「気になるのですね。ところで救ってあげると言うと?」と尋ねました。「ずーっと薬を飲んでいるので」と受講生。僕は「でも薬を飲んで気持ちよく仕事できているのならステキなことではないですか」

 僕の主張はこうです。目が悪くなるとメガネをかける。それで問題なく生活ができているならメガネをかける日常も良いのではないかと伝えました。眠たくなるから目を覚ますためにコーヒーを飲む人もいます。寒くなるから服を着込む。裸族からすると服を着るという行為も異常に見えるかも知れませんが…

 

 

 今の薬物療法も非常に優秀なものがあります。強迫性障害では一般的には、うつ病などに使われる抗うつ薬SSRI(選択的にセロトニン再取り込み阻害薬)が使われます。セロトニン(幸せホルモン)が脳で生産されても、すぐに脳内に吸収されて心が不安になったりするのを抑える薬です。もちろん薬だけではなく、心理療法も同時にアプローチする必要もあります。

 たとえば、考え過ぎる真面目な人に柔軟に心を受け取るトレーニングをしたり、完璧主義の100からの減点主義から、少しでもやれたら(今日も生きられた、ご飯が食べられた)0からの加点主義に変えるなど、心のトレーニングも多岐にわたります。

 薬は効くと思って飲むとプラセボ効果でよく効くのです。でも逆に薬は良くない副作用があると思って飲むとプラセボの逆のノセボ効果で、副作用が出現することもあります。受講生で家族が「薬は良くない」「夫を救わないと」という思いが、薬の副作用を高める影響もしばしば起こります。

  

  

 その受講生は「目から鱗です。ビリーフ(認知)が変わりました。メガネ掛けて(薬)普通に笑顔で仕事をしている夫を問題だと思っていました。単身赴任しながら家族を支えている夫に感謝のアイメッセージすべきですね」と笑顔で語ってくれました。「本当に肩の荷がおりました」と…

 昔のカウンセラーは薬を目の敵にしていました。でも、今は素晴らしく副作用が少なく、効果がある薬もあります。もちろん何でもかんでも薬に頼るドクターや、子どもの注意欠損多動児まで薬物で抑え込む治療には問題があるとも思っています。じゃあ「薬は良いのか💢」と怒らないで下さい。そのように二元論で単純化しない姿勢が大切だと考えて欲しいのです。

 僕の誕生日は2月22日でネコの日です。よくネコ派かイヌ派か、と聞かれます。以前はイヌ派と答えていました。ある時に子ネコがいたので「おぬし可愛いなぁ💕」と言って抱き上げたら近くにいた人が「君はイヌ派だよね」「え💦」僕は正直、犬が好きと答えたら「ネコを愛してはならないの?」と心の中で思ってしまいました。

 マスコミも、家の家計は「夫or妻」どちらが握る? デートなら「アウトドア派か、インドア派か」人間は、そもそも柔軟な存在です。それをどちらかに分けることで人間の可能性を単純化してしまう怖さを感じています。

 それはやがて、イスラエル派かイスラム派かと分けることになり、あなたはアメリカ派、それとも中国派となってしまう。僕は中国の友とも仲良くしたいです。イヌもネコもアメリカも中国もみんな友達です。

  

 

 


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心理カウンセラー衛藤信之
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