強さは柔軟さ!

      2019/04/21

 前回のブログの「禅」の授業ってなんですか?

 座禅とかをくむのですか?といろいろ訊かれましたので。もちろん、座禅して座りません。

 この東洋の心理セラピーの禅セラピーは、禅の「とらわれない心」から何かを学ぼうという授業です。
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 私たちは常識とか、正義とか、幸せとか、成功とか、親切とかに「とらわれ」ています。

 ある国の正義は、ある国にとっては侵略にしか見えなかったり。

 幸せ(子供の学歴、仕事の名声、富を増やす、結婚できる、子供が生まれる)を固定化するために、その結果、それが得られないと、「自分の人生が終った」「負け組だ」と自殺したり、自信を失って自己喪失したり。

 相手への親切が、いらぬお節介と嫌われたりします。

 北朝鮮の人達は自分達は間違っていないと思っています。もちろん、日本も自分達は正しいと思って昔は戦争しました。

 戦争は正しさで始まり、愚かさに気づいて終わるのです。戦争が終わる時にはどちらも傷ついています。

 ですから、禅的な発想でとらわれないで「自由」な角度で人生を楽しみましょうという授業なのです。幸せを固定しない。

 自分が正しいと思うとケンカになります。自由とは自分に由(よ)ると書きます。他人の言葉で信じたり、逆にすごく反抗したりするのは、他人に影響されたわけですから他人に由(よ)ったのです。

 自分を持っている人はムキにならない。だから、自信があるから他人にゆずれるし、ムキになって勝とうともしないのです。

 風でハタがたなびいている時に、「風が吹いているのだ」とある人は言い、別の人は「ハタが揺れるから、風の向きがわかるのだから、ハタが揺れている」と言い、

 「違う!ハタがあっても風の力がなければハタは揺れないのだから、風が流れているのだ」

 「ハタだ!」「風だ!」とつかみ合いのケンカになりました。そこに禅の高僧が現れて「あれはハタが揺れているのでも、風が流れているのでもない。お前たちの心が揺れておるのだ!」と喝破しました。

 そうです。自分を信じていれば、相手に勝たなくてもいいのです。でも、相手に認めさせないといけないと思うと相手にムキになります。それは相手にとらわれているのです。

 こだわると「風」のように誰の目にも見えないもので大ゲンカになりますね。

 これを「ハタフラッグ迷惑叫び」と言います。

 お後がよろしいようで••••
音譜






日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき




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