たどり着けない面白さ。

      2019/04/21

 僕の好きなカメラマンであり、自然の洞察者でもある星野道夫さんが、ある日突然に•••

 「この瞬間にも自分の知らない世界があり、通勤電車に揺られて過ごしている『今』と同時進行で、見たことのない自然の中で野生のクマが、木々をかき分けて生きているのだ」と思った。

 そのクマの吐息を彼は通勤電車の中でリアルに感じたのです。

 そして、まだ知らない「世界の全て」をこのカメラのファインダーカメラに収めたいと旅に出た。
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 まだ、自分が見たことのない世界があることにアセりを感じて旅を急いだ。

 でも、ある時に「ふと」思ったという。もし、この世界をすべて、このファインダーに収めてしまったら、その先の自分に何があるのだろうと••••

 自分が知らない世界が、まだそこにあることの可能性を感じたと言う。

 一生かけても撮りきれない世界が、今もそこに在るという安心感を彼は感じたのです。

 人間は、なぜこの宇宙の中で、なぜ息がつまらないで、生きてい行けるのか?

 それは宇宙(スペース)星空は永遠にはてしなく、終わりなど誰もわからないし、誰も知らない空間(スペース)が続いているから••••

 今日初めて教室に参加した人が「心理カウンセラーは、何でも心の中が分かるのですか?」

 「わかりません音譜」とボク。

 未だに、人の心がわからないから一生かけても探求したい、何かがそこにある音譜

 目まいするくらいに魅せられる「何か」が•••

 本一冊で語られるような心の世界ラブラブに、僕は夢中にはならなかった思う。

 ニーチェは「世界は深い」と言った。

 そう心の世界は深いのです。
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 だから、人は人に魅せられる••••

 未知に挑む冒険家のように••••

 だから、僕は心の世界に魅せられる。その広がりと多様性の世界に。


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 それは、永遠にはてしなく、終わらない旅••••永遠にたどり着けない安心感に僕はやはり魅力を感じる。






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