「自分軸」とは…

      2024/04/02

 自分軸とは何か?

 それは「周囲に惑わされないで自分の『幸せを探そう』という内容です」

 この一年、サロンを開催して分かったことは、人は人との比較で不幸になります。いくら普通の生活をしていても自分を持っていない人が、隣の物、立場、幸運を比較すると急に不幸になるのです。

  

   

 では幸せはどこに?

 英語で「神のみぞ知る(God  knows)」という言葉は「誰も知らない(Nobody knows)」という意味でもあります。人と比較しても自分の幸せも分からないし、ましてや他人の幸せの限界も誰も知らないのです。

 一国の総理になっても突然の一発の凶弾で命を絶たれることもあれば、会社の不祥事でテレビの前で土下座させられたCEOも最近もいました。どんな有名人でもマスメディアから糾弾されて一瞬にしてトップの地位から引きずり下ろされることも現実に繰り広げられています。

 過去に自分で命を絶った有名人、セレブな人も、その同じレベルの集団や仲間と比較して、誰も知らない競争に苦しんでいたのかもしれません。

 「立って半畳、寝て一畳、天下とっても二合半」と言って、天下とっても一回で100人前の食事を平らげることは出来ないし、寝るのに東京ドームの広さは要りません(ゴジラか!)。

   

   

 昭和の時代に「狭いながらも、楽しい我が家」という歌のフレーズがありました。もしかしたら、立って半畳、寝て一畳の幸せを感じないところに、令和の不安と不幸があるのだと思えるのです。

 ロシアの小説家ドストエフスキーの言葉に「人間が不幸なのは、自分が幸福なのを知らないからだ。ただ、それだけの理由である」と言っています。

 古代ペルシアのキュロス二世は「自分自身が幸福だと思わない人間は、決して幸福にはならない」とも語りました。知の巨人たちはそろって言っています。

 どんな高級レストランの食事でも、嫌いな人と食事していると美味しくはないし、どんな高級食材を使って家でご馳走を作っても、家族で「ダメ出し」をしながらの一家の食事も美味しくはないのです。YouTubeのショートで「“美味しい”ものを食べよう」とする人ではなく「“美味しく”ものを食べよう」とするのが幸福者(自分軸)だと伝えました。幸せはどこに「心の視点」を向けるかです。

    

    

 幸福の女神(吉祥天)と貧乏の女神(黒闇天)は姉妹です。どちらかを家から追い出して、どちらかを招き入れることは不可能だそうです。

 仕事で偉くなれば、それだけ雑用は増えます。有名になれば突然に攻撃される恐怖を背負い込みます。有名大学に合格すれば、仲間についていけるかどうか不安になります。結婚すれば相手の不倫を警戒し、子どもが産まれれば、無事に育つかが心配になるのです。

 「人生の禍福は糾える縄の如し」。誰もが「幸せ」と「不幸」が、いつ訪れるか分からないなら、自分の「幸せ」を味わい尽くせる「自分軸」を今こそ身につけよう!

    


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心理カウンセラー衛藤信之
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