自分への厳しさが落とし穴になる
僕の教室に来る人には、「勉強熱心だなぁ」と思う人が多くいます。

たくさんの自己啓発の本を読み、スピリチュアルに「運気」を呼び込むための生活のルーティンを改め、ノートに「気づき」メモをびっしりと書いていたりします。
さらに、食生活の改善、ストレッチ、自己イメージをアップする呼吸法など。どれもこれも、一生懸命に頑張ってこられているのです。
僕は、そうして行き詰まっている人に、「多くの自己啓発は救いにもなるけれど、自分を追い込むプレッシャーにも変わる」ので、気をつけてと伝えています。
学んだことが増えるたびに、自分に厳しくなりすぎる人が多いのです。
「これもやらなくては」「こうもしなくては」「こんな自分ではダメだ」
そうやって、知識の蓄積が〈自分を追い込む呪文〉になってしまうことがあります。
この〈自分を追い込む呪文〉とは何か?
心理学の言葉では「強迫性障害」と呼ばれています。
「汚れ」が目に見えなくても不潔感が消えず、何度も手を洗う。ノートや本の配置が気になって整え直す。「あの人に変なことを言っていないか?」と、何度も思い返して不安になるのが強迫性です。
たとえば、「夜に爪を切ってはいけない」「霊柩車が通るときには親指を隠せ」など、頭では科学的根拠がないとわかっていても「やらないと不安になる」ような文化的な言い伝え。
これも一種の強迫行動です。不安を打ち消すための儀式的な行動は、あなたが不安であればあるほど、このような自分への追い込みはひどくなってしまいます。
「やらないといけない」「なぜ、やれないの」という、さらに焦りに変わってしまうのです。
こういうときには、無意識にセミナーなどをいろいろ渡り歩いてしまいがちになります。
僕はこれを「セミナーショッピング」と呼んでいます。
自分を救ってくれる何かを求める“気づき中毒”のような状態です。
こうなると、どんどん新たに情報を“足す”方向に向かってしまいます。
まるで、読まない自己啓発本を、本棚にずらーっと横に飾っていくように、「変わらなきゃ」と焦って、情報を横に並べる人は多いですが、本当に大切なのは、縦に“整理する”こと。もしくは“引く”ことです。
だからこそ、教室では自分の軸にそって整理する学びを提供しています。
あなたは、地図をずっと研究し、砂漠や落とし穴も“知識”として知りすぎて、一歩も動けないで、同じ場所にいる“情報まみれの冒険家”になっていませんか?
これは、あなたを責めているのではありません。
それだけ、あなたが学んできたことは、整理さえすればムダではないし、あなたは「うまく生きたい」という願いが強かった証でもあるのです。

これからは、情報を広げるよりも「なりたい自分」に向かって情報を縦に整理することを、ぜひ考えてみてください。
あなたも、機会があれば、知識を横に広げる学びよりも、縦に整理する、もしくは“引く“ 経験も「教室」で体験してみてください。
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心理カウンセラー衛藤信之
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