自分を変えたい人へ タスク化のススメ
2024/04/08
モチベーションが持続できない人の特徴。
何かを始めても続かないという人がいる。それはどうしてか？
まずは目標が漠然としていて曖昧で、目標までの道のりが明確になっていないからです。「幸せにどうしたらなれますか？」と質問する人は絶対に幸せにならない人だと僕は思っています。それは「幸せ」への道が明確になっていないからです。
例えば、今より夫婦で笑える会話を何分くらい増やすとか。お金をどれくらいのペースで貯蓄する。ダイエットで何ヶ月までに何キロ台を目指すと「今」よりも少しだけ「幸せになる」という目標が不明確です。何だか漠然とした「幸せ」というオバケに支配されていて、何年間も同じところでウロウロしている人たちです。
先にあげた夫婦のコミュニケーションにしても、資金運用にしても、ダイエットにしても、幸せに近づく人は、そこに行く方法をタスク化（課題化）します。
幸せになれない人は「幸せになりたい」という“強い願望”だけで、何を手始めにスタートするかが明確になっていません。心が整理できていないから“あれもこれも型”でタスクの細分化できていないのです。
「幸せになりたい」と強く願っている人は、２階に上りたいと願って、力まかせに日々ジャンプして、疲れてしまっている人に似ています。２階に上るためには階段を一段、一段を明確にして登らないといけないのです。それが具体的な行動のタスク（課題）化です。強く願えば「幸せになる」わけではありません。その努力をしない人がスピリチュアルの“願うだけ”の引き寄せに惹かれます。
例えば、自分が周囲から好かれる人になりたければ、
（1）自分への約束は守る。
（2）ケチくさいことは言わない。
（3）感謝を忘れない。
（4）陰口・泣き言は人には言わない。
（5）服装を整える。
（6）自分を追い込む。
（7）自分から挨拶をする。
（8）笑顔は絶やさない。
（9）運動している。
（10）仕事が早い……
どれか一つを階段にするだけでも、好かれる人に近づけるのです。
最初の一つである「（1）自分への約束を守る」だけでもタスクの細分化ができます。
①挨拶すると決めたら向こうの反応にかかわらず挨拶する。
②過去に自分で決めたダイエットのために１、２階なら階段を使うと決めたらやる。
③自分を裏切りたくないから３ヶ月はムダだと思っても続ける。
④講座の予約を入れたら行く……
時折、すべての講座の予約を入れて毎回キャンセルする人がいます。僕は自分が取り決めた過去の約束を守りたいので、必ず参加します。予定を最初に入れて自分自身を逃げられないようにして、僕を追い込むのは嫌いではないからです。ある人が言っていました。成功者は“ドM“だと（笑）もちろん、僕は成功者ではありませんが、成（幸）者だと思っています。
そして自分で課した目標を、やり切ることで「達成感」という快楽を味わいたいのです。自分が昔にした自分との約束は「出会った人に最大限喜んでもらう。そのためには自分を使い切る」 でした。
それに手を抜くのは“相手”に失礼なのではなく過去の“自分”との約束を裏切ることになるから嫌なのです。
こうやって細分化すると日々、やるタスクが明確になります。もしあなたが変わりたいのならば、「願う」だけではなく、（悪くはないですよ💦）、タスクの細分化を何よりもオススメします。それが明確になれば、未来はきっと変わります。
そして、それが一番簡単ではないから…
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心理カウンセラー衛藤信之
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