母の形見

      2024/04/02

 

 私の母は破茶滅茶でファンキー。私の理想とする母親とイメージがかけ離れていました。

 だから、ことごとく母とは対立していた。でも私はメンタルの基礎の講座を受けて気づいた。自分の母に対する期待値から「私の理想の母」という一体感のズレに私は勝手に不満に感じていた。母も私に「理想とする娘」という一体感から、かけ離れていることにガッカリしていました。

   

  

  お互いに、自分の「理想の一体感を押し付けあっていた」ことに気づくことができました。

 そういえば周囲の人にも、職場の仲間にも「自分の理想とする」一体感を押し付けては、色んなところでイライラしていた自分にも気づくことができました。

 講座が進む中で、正しい聞き方や相手に対する心の伝え方、怒りの処理技術、世界の受け取り方の枠組みをチェンジさせる方法を学び、私は変わっていきました。

 その後プロフェッショナルコースは金額的なハードルもありましたが、悩みに悩んだ末、多くの方が活躍している姿に憧れ、思い切ってプロコースに飛び込みました。プロのステキな仲間と出会い第二の青春を育みました。青春を取り戻す経験を得られるとはプロに進む時には想像もしませんでした。

    

 

    

 学生時代から自分は自分の世界を変えることはなかったし、私という世界でしか楽しむことを知らなかった。そしてプロの仲間と思いっきり青春をとり戻した。学びの中で剥がれていく「自分の中にある心のバリア」。こんな経験ができるとは思わなかった。自分は学生の時に得られなかった青春を過ごしていた。

  

 そんな時に母が末期ガンの宣告を医者から受けた。それからと言うもの、メンタルで学んだ聴き方で母の話を愛情を持って聴き、母を抱きしめた時間…3人姉妹の中で一番遠かった私が一番、親娘の深い時間を過ごしていた。

 ある時に言われた「あなたがこんなに優しい子だったなんて…」忘れられない言葉…

   

    

 心理学の教室を新興宗教と思い反対していた母が「あなたがこんなに輝いて変わっていった学校に私も行ってみたい」と言い出した。母と一緒の同窓生…

 メンタル仲間の手を借りて、母は心理学の勉強に通った…病弱の中で。

 アイメッセージの授業の時に、今まで伝えようとして伝えていなかった、大切な誰かに心から浮かぶ「感謝のアイメッセージ」を伝えてというワークの空白に…

 「あなたのお母さんになれたこと、それが何よりも幸せでした…」

 と書かれていました。

  

 もう母はいないけど、あのメンタルの卒業生のひすいこたろうさんや、今も活躍している卒業生が愛を込めて制作されたという、メンタルの教材「パスポート」が大切な大切な私の母の形見になりました。

   

    

     

   


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心理カウンセラー衛藤信之
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