新しい場所に慣れる「心得」

   

 

  

 これからの時期は精神科や心療内科では「これから新入社員が、たくさん受診に来るから気を引きしめて!」と臨戦態勢に入ります。

 大型連休が終わり、新しい職場で頑張ってみたけれど、普通ならこなせる仕事に緊張してしまい、ちょっとしたことでミスをする。先輩の「やれやれ」といった顔が休みの期間に頭から離れない。

 また先輩達が自分をどう見ているのだろうと気になり、さらに同期との比較が入ると「自分はダメだ」「自分は不適合者だ」と早々に戦線離脱するメンバーが現れます。

  

  

 休みの時にリラックスしたので、急激に仕事モードに向かう自信がない。さらに学生時代の友達たちと会った時に「仕事が楽しい」「上司や先輩に恵まれた」などの話を楽しそうにしているのを見たり聞いたりしていると、自分は就職先を間違ったと不安になる。

 人事異動や入学では慣れない環境に居心地の悪さを感じ、自分は知らない世界に迷い込んだ異星人に感じてしまいます。いや周囲の人たちが異星人のように思える場合もあります。

  

 この時に親身に聴いてくれる先輩がいたり、自分が将来への不安や自信のなさを語れるほどのフレンドリーさを持ち合わせていれば良いのだが、自分を見せないで、日々仮面をつけて演じていると、その仮面を外すことは今更できない。

 それが、さらに集団の中で孤立へと導いてしまう。

  

 僕が対応した人々の共通点は、このようなプロセスに見舞われます。いや、これは新たな世界に足を踏み入れた者がたどる心理です。

 過度な期待と自信で、気負いだけで走りだす。早く適応しないと!と思うと、さらに自分らしくない自分になる。その戸惑いからミスを量産する。やがて、「自分はダメだ」と気分がふさぎこみ、適応障害や抑うつ状態などが「五月病」の正体です。

  

 でも、これは新たな集団に入った時に “ 誰もが通るプロセス” です。それを知っていればスムーズに適応できます。まずは深呼吸をして違和感や異星人たちと周囲への先入観を消し、その場の空気に慣れることです。そして、のんびりと仕事を覚えれば良いし、人の評価は後で、いくらでも修正ができ変化もします。

  

  

 僕のLINEの4日間の無料セミナーでもお話したように「守破離の法則」を思い出して下さい。最初は基本を黙々と言われるまま「守る」、やがて慣れてくれば個性を出して「破る」、そして新たなオリジナルにチャレンジして「離れる」。最初から個性を全面に出すと「出る杭は打たれる」で、新しい集団に馴染めなくなります。

  

【 新しい場所になれる心得 】

 
①完璧にやるべき、自分の個性をアピールすべき「べき主義」は手放す。

 
②失敗したから僕の評価は最悪だ。自分はこの場所に馴染めない。自分の場所は、ここではないのだ。とオール or ナッシングの「白黒思考」にならない。

 
③相手の気持ちを勝手に解釈しない。「バカにされている」「使えない奴だと思われた」

 
④この場所は自分の世界とは違う。自分の個性はここではつぶされる。早期の結論による「歪んだ世界の思い込み」

 

 すべてに耐えるストレスへの耐性は、僕はスポーツと同じだと思っています。昔は苦しいストレッチもトレーニングも、いつの間にか黙々と繰り返すうちに心肺機能も筋力もついてくる。それが「ストレス耐性」です。

 だから頭で考えないで、黙々と自分の「適応力」だけを信じて日々の仕事に埋没してみよう。それが心の筋トレにつながるのです。

  

  

  


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心理カウンセラー衛藤信之
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