何気ない一日が笑顔を見せる時…

   

 陽が少しずつ長くなっています。
 春よ来い、早く来い…

1
 合間の季節、春や秋が年々短くなっています。
 できれば「春」は長く居座ってほしい来客です。

 そんな中で、先日、東京校の修了式がありました。

2
 笑顔の人々の中に包まれていると、こちらまで幸せな気分になります。

3
 類は友を呼ぶ…優しさに包まれたければ、優しい人々に会いに行けば良い。

4

 5

 華やかな笑顔、キラキラした表情!カウンセリングで出会う人々とは違う世界に住んでいるようです。

6

 それはきっと「心」の探求をすることで変わったのだとも思います。

 悲しいかな、奥さまがガンになられた男性が修了レポートを発表してくれました。 

 その受講生さんは奥さんと数年もの間、会話のない生活をしていました。

 夫婦のすれ違いから、ある出来事を通してまったく奥さまと口を利かなくなってしまったそうです。

 なんとなく家庭の居心地の悪さから外食して帰るようになり、PTAの会長を引き受けていたことで、さらに家を空ける理由を見つけて過ごしていました。 

 ある時、PTAでも奥さんとの不仲を語る姿をみたメンタルの受講生から「あなたはメンタルに行った方がいい」と心理学セミナーの体験を薦められたそうです。本人いわく「僕がPTAの飲み会で嫁との不仲をのたまっていたからでしょう」とのこと。 

 その男性は体験講座の日に出会った、自分が好きですか? 今の仕事に満足していますか? 家族に愛されていますか? 今が楽しいですか?死ぬ時に後悔しませんか?このすべての問いかけに「NO」だったそうです。

 そう自分が何かズレている気がする。今の仕事をこなしているだけ。家族に愛されている確信などないから外で過ごす。今に満足などしていない。死ぬ時に後悔するだろう、そう思って「今」を過ごすしいることに気づいたそうです。

 その受講生さんが講座で一番ショックだったのは「一体感」の話。結婚してから彼が感じていた不満は一体感を相手に押し付けていたこと、結婚してから「何故、俺のことを分かってくれないの?」「いちいち言わないと嫁は分かってくれない」という不満。嫁は俺の事をわかってくれない…それは自分の母子一体感の幼児性の甘えの願望だったのだということ…では俺は妻のことをわかっていたのか?そう気づきはじめると…

 妻は子どもたちの世話、孫の保育園の送り迎え、大家族の食事の準備、掃除をする、病院に連れて行く…それに対して仕事を理由に結局何もしていない自分。相手のせいにして、メンタルで教えている、円の欠けた部分ばかりを見ていたこと、過去に妻に感謝することも一切なし。あるのは不平不満ばかり…25年間嫁と家族に辛い思いをさせていたこと…

 体験の翌日から彼は小さな声で「おはよう」と毎朝、声をかけはじめたそうです。最初は戸惑った感じに思えたけれど、妻も「おはよう」と返してくれるようになっていました。

 そんな家族のかすかな変化の中で奥さんが腹痛で病院に入院。小腸閉塞の手術になり、その手術後にガンが発見されます。講座が進む中で後悔と懺悔の気持ち。

7

 「ガンだけど高い確率で抗がん剤が効くと言われている。明日は誰もわからない。だから今日精一杯やれることはやろう」と嫁と話しながら「あなたの痛いところは、さすってあげる。肩が凝ったらもんであげる。これで少しでもあなたが楽になるなら何でもするよ」心から伝えることが出来ました。退院してからは一緒に寝るようになりました。でもまたもや大腸閉塞でたて続けて手術になり、見る見る奥さんは痩せていきました。

 「私が悪かった。ひどいことばっかり言ったね。早く美幸さんの異変に気がついていれば、こんな思いをさせることは無かったかもしれない。申し訳なかった」と思いを伝えたそうです。今までは「おい」「あのさ」と嫁の名前を呼ぶことが一度も無かったその方は、胸を張って言われました。最近は「美幸さん」と呼んでいます。まったく抵抗はありません。

8

 私はメンタルの講座を受けて「自分から変わる」という気持ちになりました。もし、受けていなかったら私は、とてもひどい人間のまま、一生後悔することになったでしょう。 

 彼は語ります…美幸さんは一生懸命に毎日を生きくれています。毎日お弁当を作って、私が家を出るのを見送ってくれます。お互いに感謝しているのだと思います。「ごめんね」「ありがとう」「そうだね」と自然に口に出しています。残業は出来るだけしません。外食もしません。早く家に帰りたい。

 僕はここまで聴いていて、涙が止まらなくなりました。
 幸せは遠くの彼方ではなく、日常に存在するのだと…
 9

 その修了者は続けて、最近は夕陽がキレイです。『美幸さんがとても可愛い』美幸さんの頭は私と同じ丸坊主になっています…これからは分かりません。普通に出来ることを楽しみたいです。家族はとても明るく感じます。気力で病を跳ね飛ばします。

 美幸さんは、今もテレビを見ながらヨガをしています。

…と日常が語られていました。

 そうですね。誰にも未来は分からない、日々、日々、僕たちは時間予算(タイムバジェット)を失っていくのです。でも、時間の長さではなく、濃度の濃さ、一日一日味わい尽くすことのほうが重要なのです。

10

 時間はとても知らぬ顔で過ぎ去って行きます。でも、その美しさに気づいた人だけに、時間は奥行きのある笑顔を向けて微笑みをかえしてくれるようです。
 味わおう!手のひらから幸せが落ちないように…
11

 

 

12

 

<<よければYouTubeも見て下さい。>>

blog_import_5cbb283689083-3

 - ブログ

>