いいね、よりも、そうか!

   

 やっと新刊が発売になりました。

 今回の本を執筆するにあたって【家庭の医学書】をイメージしました。
 医学書って、調子が悪くなった時に「どうしたら良いだろう?」
 「こんな症状がある時に、その『なぜ?』に寄り添ってくれる」
 それが家庭の医学書の役割ですよね。

 だから僕も、そんな「こころに寄り添う本」を書きたくて執筆を始めました。

 仕事の人間関係、恋愛、子育て、結婚生活、老い、死に至るまで「こんな時にどうしたらいいのか?」を優しく解説してくれる本をイメージした実用書よりも重くなく、エッセイよりも軽くなくを目標に書きました。

 本を書く人は誰もがそうだと思うのですが、書いた文章が皆さんの手元に届けられたのちに、本を良く読まれる人は、大きな書棚の中から何度も手に取ってもらえるように、数冊しか本を持たない人には、「この本だけは手放したくないのよね」と言ってもらえる<必要とされる本>を書きたいと願って、執筆するのだと思います。

 まさに本棚の生き残り戦略ですね。

 戦略とはビジネスのテクニック的なものをイメージしますが、僕は「一行のフレーズ」でもよいから、皆さんの心に深く刺されば、本が「気づかせてくれた恩人」として、その本は手元に置いていただける気がしています。人生で迷った時に、辛くなった時に、頼りになるインディアンの長老のような本です。そう願って筆を進めました。

 僕は「お世話になった本」をブックオフやメルカリに出すことが苦手で、物は捨てられてもね。それは本の中に気づきが得られたインスピレーションが詰まっている気がして…
 僕は人間関係でも「気づかせてくれた恩人」に、過去ですからと「ハイさよなら」が、なかなか出来ない人のようで…

 さて、本は書き終えました。あとは読まれた人が、どう評価されるかにかかっています。
 読まれた人の「そうか!」がいかに獲得できるかが本の醍醐味です。そう、本は「いいね👍」の数ではなく「そうか!」の数が良書だと思っています。

 あとは皆さんの裁決にゆだねます!ご静見ありがとうございます!

 

 

<<よければYouTubeも見て下さい。>>

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